迷宮ダム!!??
岡山県に迷宮(ラビリンス)ダムがあるとのこと。迷宮とはどんなものなのか?中国自動車道の院庄インターから30分ほどの距離にある国土交通省のダムを訪ねてみた。
早速ですが、迷宮ダムというのはココ(非常用洪水吐き)に秘密があるそうです。
右岸から眺めるとその形に驚かされます。ダムカードによると、ラビリンス形自由越流頂の採用は国内初とのこと。
このように、越流部分が三角形になっていて、水路幅あたりの放流量が大きいという特徴があるそうな。
天端道路は車で通行可能になっています。この日は雨が降っていました。
ラビリンス形ではない越流頂部分もあるようです。
天端から下流を眺める。このときは雨が降って遠くまで見えませんでした。
天端から上流側を眺める。ダム湖は奥津湖と言うらしい。
ダムの右岸側に美術館らしきものがありますが、これがダムの管理所です。
管理所の玄関も管理所に見えない。
展示室が開放されており、ここに建設当時の資料や、地域の情報、ダムの説明があります。ダムカードもこの部屋にある内線電話によりもらうことができます。
このようなダムの模型もあります。
堤体中央部にあるエレベーターも開放されていて、放流設備を見学することができます。堤体下部までは降りることはできないようです。
ここが堤体内見学室になります。
左右をのぞき込むとそこには、引張りラジアルゲートが!!放流時に来てみたい。床にもガラス面があると設備をもっと見ることができると思います。
改修時には是非お願いしたい。下流側に行ってみました。このときは、先ほどの雨雲がどこかに行き、晴れて堤体を眺めることができました。
先ほどの堤体内見学室と引張りラジアルゲートを望遠で覗きます。ここからの放流を見てみたいです。
その下部にある穴が常用洪水吐きです。
ダム湖を上流に行きますと、このような橋があります。普通の橋に見えますが、横からみるとすごいのです。
このように薄い橋で、人が歩くと揺れます。さらに上流に行くと道の駅があり、湖を眺めながら食事をすることができます。おすすめは、ピリ辛味噌ラーメンです。