堤高14.4ｍでダムに数えられてない堰堤江畑溜池堰堤は、堤高がわずか15ｍに届いていないのでダムに数えられていません（ダム便覧でも参考掲載）が、国内の灌漑用重力式コンクリートダムでは最古のダムになるそうです。

この写真は右岸側から撮影。左岸は竹が生い茂り立ち入ることも出来そうにない。

左岸から撮影。池の上流はゴルフ場が広がっている。

堰堤の説明看板。説明によると「玉石コンクリート造重力式灌漑用ダム堰堤」で「堤高14.4ｍ」「堤長68.8ｍ」「昭和5年12月完成」等説明が書いてある。

竣工の碑のようだ。

登録有形文化財のプレート。平成13年10月に登録されたようです。

全体を眺めようと下流から撮影。堰堤に至るまでの道路からでは全体を眺めることはできません。

途中にゴルフ場に上がるための道路があって、そちらに行きゴルフ場のゲート手前から撮影。堤体の表面は石が見えます。

目印はこの札所です。この正面あたりから眺めることができます。

越流を見ることができるか！2015年5月に訪ねました。この水位なら越流する姿をみることができるかな。

上流を望みます。水は一杯のようです。

取水塔には蜂の巣の跡でしょうか。

天端から下流を望みます。ついに越流をする姿を見ることができました。さらさらと堤体を流れていきます。

石積みのこのカーブがすてきなダムですね。

藪を漕いで下流から堤体を望みます。何度か訪れましたがなかなか越流していなかったので感動です。

この穴から水位が低いときは放流するのでしょうか。

望遠で越流を望みます。水量が少ないのでわかりにくいですか？また水量が多い時を狙ってみたいと思います。

越流を見に来た

2017年4月に昨日の雨で越流したかなと見に来たら、前回よりも多く越流してました。

早速天端から。ザーッと石の表面を流れます。

天端から下流方向。中央遠くに見える道路から撮影できます。

横から見ても越流がよく見えますね。

この曲線がいいね～！

堤の側にある階段を降りて下流から。

サーッと流れます。

利水用の取水口と思われます。今日は流れてません。

用水路周辺は草刈りされてました。こちらの地域では、間もなく田植えが始まるので、利用に向けて掃除されたようです。

こちら、下流にある副ダムになります。最古の灌漑用重力式コンクリートダムはまだまだ現役のようです。