ダム探訪

kaiyuが訪ねたダムを紹介しています。

布引五本松ダム(ぬのびきごほんまつ)

日本最古のコンクリートダム

布引五本松ダムスペシャルツアー

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2016年12月に訪ねました。日本最古のコンクリートダムで、阪神淡路大震災にも耐えたダムです。そして、100年以上過ぎて現役。今も神戸市の水道を支えているそうです。

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堤体全体を見るにはロープウェイから。但し、あっという間に通り過ぎるので注意を。

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振り返ると、神戸の街並みや港が見えますが、こちらに見とれていると、ダムを逃してしまうのです。

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ロープウェイは山頂まで続きますが、中間にある「風の丘中間駅」で降ります。

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地図をご覧ください。緑色ラインがロープウェイで、赤色ラインがこれから歩く遊歩道。距離がありそう・・。

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今日は、ダム工学会主催の「with DAM☆NIGHT in KOBE」での見学ツアーです。

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早速出発です。車両では通行できないので歩きとなります。

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ダムに至までの間は、重要文化財対象施設の通常は立入できない所まで入って見学ができました。

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分水堰堤です。

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分水堰堤付属橋です。

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この分水堰堤から貯水池へ分水。ここを越えた水は放水路(隧道)を通って、下流に流れていくそうです。

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下流側の締切堰堤。貯水池の上流側となります。

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堤体が見えてきました。

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ダム湖百選のプレートを発見。

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堤体を上流側から望む。

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洪水吐き。

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先ほどの分水堰堤と締切堰堤の間にある放水路(隧道)の出口側となります。

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堤体に戻ります。上流側に少し段差がありますが、この部分が2005年の耐震補強工事で設置された部分だそうです。

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洪水吐きの上に架かる橋を皆で渡ります。

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堤体左岸には、ダム湖百選、国指定重要文化財、近代化産業遺産のプレートが並びます。

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通常は立入禁止の門が開きます。

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堤体の天端を歩きます。

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堤体から下流を望む。

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神戸の街やロープウェイが見えます。最初の写真はあのロープウェイから撮影です。

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堤体下流には、水道局さんの施設があります。

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天端には、取水口の弁を操作するためのハンドルが並んでいます。

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天端には、1900年に完成したこと、携わった技術者の名前が刻まれている。

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1967年の補強工事の概要が刻まれたプレートも発見。

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中央部から右岸を望みます。

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上流側を望みます。紅葉がきれいですね。ハイキングの人も多かったです。

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天端のこれは、点検時に使う物だそうです。

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天端から下流を望む。

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1995年の災害復旧工事と2005年の補強工事のプレートも設置されていた。このような工事記録は、現地にプレートとして残して置くと概要がわかって良いと思う。

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左岸側に堰堤の石碑があります。

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天端を出て、下流に移動します。堤体が影になってきましたが、紅葉はきれいでした。

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遊歩道から望む。

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下流も通常は立入禁止。門扉のこのマークは神戸市水道徽章「六剣水」。

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下流直下から堤体を望みます。石積みですね。

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天端近くのこのようなデザインが良いですね。石を飛び出させたりして手間が掛かりそうなのにね。

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ゆっくりと眺めたいところですが、ツアーなので進んで行きます。

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かくれ滝と言われていますが、ダムが満水になった時に流れる放水路の一部分になります。

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所々にある古いフェンス支柱などは、建設当時のレール資材を利用したものなんだそうです。

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途中、布引の滝への放流説明看板。なるほどなるほど。

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こちらがその滝の一つ。

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浄水場からの遠隔操作により、ダムのバルブを開いて水を流しているのだそうです。それにより滝の再生を図っていると説明されています。水はその後、浄水場にて上水道の水として利用されてるそうです。時間も決まっているので、渇水でなければ、滝の流れる様子は見ることができそうです。

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雄滝取水堰堤及び取水施設。こちらも重要文化財対象施設だそうです。

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僅かに曲線の入った石積みの堰です。

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ツアー後は、「with DAM☆NIGHT in KOBE」に参加。ダム管理者さんやダム愛好家さんのトークショーや、ダムビンゴでダムの魅力を沢山感じました。

布引五本松ダムは、新幹線新神戸駅からすぐのロープウェイに乗り、歩けば到着です。気軽に!?訪ねることができるダムなので、新幹線が必ず停車する新神戸駅で下車して、是非訪ねてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

更新日:2018年02月01日 管理者:かいゆ
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