管理所は離れた位置に
2018年12月に福岡県の日向神ダムを訪ねました。
こちらが管理所になりますが、堤体は離れた位置にあるようです。
管理所と堤体との位置関係。湖畔は桜の名所だ。
ダム入口にはバス停がありました。
訪ねたときは、ダムの放流設備工事中。
堤体に向かう道。ちょっと狭くなりそうです。
狭いトンネルを通ります。対向車が来たら離合は難しい。
トンネルの出口に何か見えてきた。右側にあるのは?
ダムの電気室がトンネル内にありました。
トンネルを抜けると、そこがダムです。
日向神ダムの堤名板。
上流側の斜路は立ち入り禁止。昭和35年3月竣工の板。
天端に設置されたディスプレイ。「ボタンを押してください!」これは押さねば。
ダムカードは管理所で配布。このボタンを押しても出てきません。(そりゃそうだ)
右岸側には洞門が続いています。
どーんとそびえ立つ巻上機?
昭和起重機とあります。
下流側。
ボタンを押すと、ダムの紹介VTRが流れます。
クレストゲートは、日向神堰堤制水門となっています。
左岸側ゲートより。コケの具合から放流したことないのかな?
右岸側ゲートより。こちらもコケがある。
上流側。この階段は選択取水設備と見せかけて、船の発着場。
右岸側に進みます。右岸にもトンネルが見えてきました。
トンネル上部に見える構造物は、建設時の遺構なのだろうか。
天端道路は県道なのですが、駐車スペースはありませんのでご注意。
下流側。この管は発電所に繋がるもののようです。
ゲート室。
表札。発電取水口のゲート操作室とある。
ダムの概要説明石版。
場所はこちらになります。板の前には慰霊碑があります。
右岸から左岸を望む。
トンネルと洞門を抜けて上流側へ。
立ち入り禁止フェンスの先はなにかの設備があるようです。
クレストゲート。横に長い。
船の発着場。
右岸道路の状況。ここまで来たら車を駐めるスペースがあります。
堤体に戻ってきました。右岸から左岸。
下流を望む。下部も気になります。
左岸側にも遺構が見えます。
ケーブルクレーンの跡かな。
カッパが見張っている。
先ほどの巻上機ではなく、ガントリークレーンです。このレールに沿って移動して点検用の予備ゲートを設置できるようです。
上流を望む。遠く白色の建物が管理所です。
クレーンを使うときは県道通行止めですね。
左岸のトンネル入口。
放流設備更新なのでなにかの設備が新しくなるのかな?
ダム湖。夕方に訪ねたので陰になっている。
下流に移動してきました。
右岸側のバルブ。
左岸側のバルブ。ダムカードによるとハウエルバンガーバルブで直径2.1mとある。両サイドから放流して中央でぶつけることにより減勢するらしい。是非見てみたい。
想像してください。ここでバルブからの放流がぶつかって減勢されるんですよ!是非バルブから放流する姿は見たいですね。
その下流は岩肌が続く。
さらに下流方向。発電所の放流管と思われる。
こちらが発電所。こちらもメンテ中の様です。
大渕発電所と見える。
クレストゲートは、ラジアルゲート。
高圧スライドゲートにバルブと放流設備は充実しているようです。
今度は放流時に訪ねたい。そう思う日向神ダムでした。