厳木ダムから上流に進むとあるのが、こちらの厳木川調整池です。堤高15.5ｍのダムです。

こちらの案内看板では、「厳木発電所取水ダム」と表示されています。

こちらの看板では、「下田ダム」です。どちらが正しいのか。帰宅後、ダム便覧さんで調べると「厳木川調整池」となっていました。ここではダム便覧に掲載された名称で整理しています。諸元の変遷を見ると、厳木ダム、下田ダム、厳木川調整池と名前が変更となったようです。

こちらのダムは、九州電力さんのダムになるので立ち入り禁止ですが、フェンス沿いに下流に降りることができます。

フェンスの隙間から望みます。堤体は全面越流タイプになります。右岸側には取水設備があります。

下流に降りると、橋があります。道に沿って橋の右側にあるのはモノレールです。

今日は広角レンズを持ってないので全体が入りません。堤体中央には放流設備があるようです。

右岸側を望む。

左岸側を望む。

右岸まで歩いてきました。これ以上は立ち入り禁止。

右岸から左岸を望みます。

中央に放流設備があるのでその操作のためか、右岸側にだけ天端橋梁があるようです。

帰り道。坂道なので足下注意。

発電の取水ダムなので、ここを越流することはほとんどないと思いますが、越流する姿を見てみたいですね。

左岸側から右岸を望む。

水利使用標識。ダムの名称の変遷から想像するに、厳木ダムの完成によりその名称を変えたようですが、発電のためのダムとして今も活躍中です。厳木ダムから天山ダムに至る途中にありますので一緒に見学してください。