最高水位到達の1日前に探訪。と3年後とその後。
最高水位到達には1日早かった!?ダム探訪のためだけに九州に来るのは初めて。しかも最高水位到達の日というのはなかなかないだろうと思って訪ねたダムである。2011年11月に訪問。
試験湛水中のため、水位は高く、将来二度と見ることはないであろう水位に到達していた。
量水標は、最高水位の300mに見えます。間もなくかな?
非常用洪水吐きからの越流か!初めて見る。
下流側から。越流はしてない!間もなくか?関係者のボートも洪水吐き越しに見えるぞ??
貯水池は、もう満タン。こんな風景は二度と見ることはないだろう。網場も水平に見える。
ダム湖畔には、地元の農産物を売るお店「ダムの駅」がありました。
見学用の駐車場はまだないのでここに車を駐めることになります。今しか売ることが出来ない!?「まん水鍋」なるものも販売してた。
しかし、なかなか越流しないので、下流の設備を眺めたり....
どこから聞きつけたのか、沢山の車と見物客約100人。なかには2時間待ってるという人も。
私の滞在時間もなくなり、越流を見ることはできず...結果、次の日に最高水位に到達し、越流したそうです。見ることが出来ずに残念です。完成したら、また訪ねたいと思います。あ、左がきれてる(T_T)
3年後に訪ねる。
2014年5月に再訪問しました。最高水位到達を見ることができず、あれから3年。完成した嘉瀬川ダムを見に来ました。管理所はシンプルですね。
右岸から堤体を望みます。
下流に発電所が見えます。
天端になります。天端は車両通行可能です。歩道があるのでゆっくりと見学ができます。
上流側です。前回はここが満水でした。
高欄にダム諸元プレートがありました。
嘉瀬川ダムの石碑。
竣工記念碑。「水恵無限」とあります。水没地区住民への感謝の気持ちをあらわす記念碑です。
「水恵無限」は、ダム事業に尽くされた方の遺訓で、「水がもたらす恒久の繁栄」を共に願い・・・と説明があります。
ダム湖の島にあるこの看板。なかなか楽しいものです。
このように堤体をあわせると、水位がわかるようになっています。カメラで撮ると人間の目より広角なのでずれています。
上流から堤体を望みます。
ダム湖を望みます。
ダム湖周辺にはいろいろなみどころポイントがあるようです。
ダムの役割などが説明されています。左奥に見える半島のようなところが先ほどの楽しい看板のある見学場所です。
左岸から堤体を望みます。選択取水設備が見えます。
ダム湖の中に副ダムがあるとの案内があったので見に来ましたが、近くに入る道は立ち入り禁止となっていました。周回道路から少し見えます。この副ダムは、貯水位が低下したときに、上流が干上がってしまうのを防止する役目もあるようです。また、全国初の台形CSGダムだそうです。資料によると堤高29.3mとありますので立派なダムですね。嘉瀬川ダム副ダムのページへ
周回道路で見かけた、水路の工夫。小動物が水路に落ちたときに出られるように工夫されたものでしょうか。
下流側から堤体を望みます。大きな堤体が遠くからでも見えます。
下流に架かる橋から眺めることができます。
転流工のあとのようです。
オリフィスゲート、コンジットゲートの穴が見えます。
ズームするとオリフィスゲートが見えます。
なんだか顔のように見えますね。また違う季節に訪ねたいダムです。
2019年4月に訪ねる。
2019年4月に訪ねました。久しぶりの嘉瀬川ダムです。
下流から。放流しているところを見たい。
減勢工。
建設で使ったタイヤ。
2019年4月は、渇水が懸念される状態で、ダム湖の水位も低下していました。
上流側もこの様な状態です。
右岸から堤体を望みます。
管理支所。展示設備などはなく、ダムカードをもらいました。
石碑。
水位が低下している。
少し上流側に移動してきました。水位が低下しているといろいろ見えます。
水位が下がっていると放流は見ることができませんが、水位が低下しているから見えるものがあるかもしれません。
選択取水設備が見えます。
常用洪水吐きが見えます。
石がきれいに並べられています。
上流方向。中央部分なにか見えます。
ダム湖に沈む何かの跡のようです。
水位の低下により斜面に跡が付いています。
これだけ水位が低下していると上流のあれも見えるかも。
上流に移動してきました。ダム湖に沈む道路や橋、トラス橋が見えます。貯水位が低下しているときは、ダム湖の中に普段は見えないものが見えてくるかもなのでダム湖をぐるりと一周してみるのもよいかもです。