クレストゲート試験放流を訪ねる。
尾原ダムでクレストゲートからの試験放流があると聞いて、訪ねたてみた。2012年の試験放流は、気がついたのが遅く行くことができなかったが、2013年は、はやくから報道発表されたため、準備もよく行くことができた。そのためか、雪にも関わらず、遠くからも人が訪れていました。
ダム湖を望む。3月だが雪がすごい。レンズに雪がついてます...
天端で左岸を望む。雪が舞い、よく見えない。
天端から下流を望む。遠くまで見えない。
右岸駐車場より下流を望む。雪が積もりそうだ。
堤体を望む。少し積もってきたようです。この日は管理所の展示コーナーでアンケートに答えてから、ダムカードをいただきました。トイレにも暖房がありましたのでこの辺りは寒い地方のようです。
ダム湖を望む。対岸をみることができません。
ダム湖側から堤体を望む。
さらに望む。雪は止みそうにありません。
放流開始時間が近づいてきましたので、下流に移動しました。
放流警報が鳴り響いたあと、放流開始です。放流警報が鳴るころになると、雪が止みました。
ゆっくりと右岸側のゲートから開き、続いて左岸側ゲートが開きます。
2門のゲートが開きました。ザーっと、ゆっくりと流れていきます。
よく見ると、ゲートの隙間から空が見えます。自然に越流する状態となっているようです。
徐々にゲートが開いていきます。
自然に越流する状態なので、放流量に変化はないようです。
副ダムを越流するのを待ちます...が、越流してきません??
よく見ると、下から水が湧き出ているようです!?この謎は後で解けます。
ゲートが大きく開いてきました。
再び天端に移動です。右岸から眺めると、ゲートが大きく開いているのがわかります。
減勢工に流れ込みます。
ゲートに近づいて見ました。試験放流ですから点検のため、ゲート全開にしているようです。
レンズに雪がついたままになっていました...
なかなか見ることはできませんので、いろいろな角度から撮影。このようにゲートが飛び出して見えます。
晴れたダム湖をどうぞ。
晴れてくると下流側も遠くまで見渡せます。
副ダムになにやら仕掛けがありそうです。副ダムを越流してこないのはこの穴に謎があるようです。
では、望遠レンズで覗いてみましょう。高さの違う穴が4つあり、1番低い穴と2番目に低い穴に流れ込んでいるようです。
さらに拡大してみます。左岸側の穴です。また、雪が降り出してきました。
左岸から2番目の穴です。水が飲み込まれていきます。
左岸から3番目の穴です。
左岸から4番目の穴です。右岸側になります。どうやら水中放流方式に関連した穴のようです。
こちらがダム管理所になります。
ゲート全開が気に入ったのでもう一枚ほど撮っておきました。
最後に下流側から。尾原ダムは駐車場あり、トイレあり、ダム湖上流には道の駅あり。食堂のバイキングが地元野菜たくさんのメニューでおすすめです。次は夏に訪れてみたいと思います。
2013年10月13日に尾原ダムを再び訪問。この日は写真のお祭りと、あるイベントを見るために来た。
さくらおろち湖祭りの旗もある。ダム下流を望む。
この日はダム見学会も開催しているので直下に入れます。
ダム湖を望む。前回の雪とはちがって空が青い。
空が青く、湖面に波もありません。
下流方向を。
天端からエレベーターで直下に降りました。見上げるとこんな感じ。
もう少し下流から。放流時もここから見たいです。
皆さんヘルメット着用で見学。
天端に戻って、ここは建設時のクレーンの基礎跡かなと想像したり。
この日は本当に天気が良かったです。
そしていよいよ次のイベントのため管理所を目指します。そう、この日は「Damサミット」が開催されたのです。「ダムマニア」の管理人「宮島 咲」さんの講演などがありました。講演は参加した人だけの秘密です。写真はありませんが、お祭り会場もたくさんの人で賑わっていました。地元の卵を使用した料理がおいしくおすすめです。松江自動車道が完成し、訪れやすくなったダムです。
2016年クレストゲート点検放流に行く!
2016年3月に3年ぶりの点検放流に来ました。前回は雪の中でしたが、今回は晴れです。右岸側の広場にも入ることができました。
天端の普段は入れないスペースもオープンになっています。
天端でのんびりしていたら、エレベーターに行列が。早めに下に行かないと放流に間に合いませんという声も聞こえたので、早めに直下へ。
放流開始前の様子。多くの人がゲートにカメラを向けています。
放流が始まりました。ワーっとう歓声も。
ゲートがどんどん開いていきます。
近づいてみました。
尾原ダム汁を浴びます。
点検放流でしか見ることができない場所です。
ゲートが水面より上にあがってこれが今回の最大放流量のようです。ゲートの向こうに空が見えます。
次回は左岸側からも見たいですね。
ゲートは点検のため、最大開度まで開いていきます。
導流壁が大きいです。
帰りはフーチング階段を登って帰ります。
すこし登ったところで後ろを振り返ります。テントでは地元の食材を使ったおむすびや味噌汁の販売が行われていました。
離れて見ると、水飛沫があの大きな導流壁と同じ高さまで上がっています。
さらに登ってきました。
階段はこのような感じです。お年寄りや小さな子供も登ってきていますが・・・
どーんっと。最後にこの急勾配の仮設階段を登ることになろうとは!!最後のこの階段が厳しかったです(汗汗)
さて、最初の放流前と同じアングルで撮影。
クレストゲートも最大開度で全開です。大きなラジアルゲートですね。
左岸側からはこのように見えます。
上流側から。クレストゲートが天端から飛び出しています。下流側から日が差し込んでいました。この日は午前と午後の2回点検放流を行ったようでした。
右岸側では、地元の食材販売コーナーも設置されて、地元の方も沢山見に来てました。点検放流が地域のイベントとして定着するといいですね。
2018年クレストゲート点検放流に行く!
2018年3月のクレストゲート点検放流に来た!
放流に備えて水が貯めてあります。
駐車場が一杯になってしまうので、今回は早めに到着。
すでに、エレベーターには行列が出来てました。皆さん早い!
直下には、屋台の出店があるようです。
放流の後は、このようなイベントもありました。
3回目なので、どこから見ようかとウロウロ。
ここからかな?
ここはどうでしょう。
本当に良い天気です。
横からは、枝が気になります。影に見えているのは雪のようです。
ウロウロしてたら、ブルーマン?に遭遇。記念撮影しました。
やはり、直下からということでエレベーターから監査廊を抜けて移動。
やはり普段は入れないとこからでないと。
ゲートの脇にも入りたいですね。アンケートに書いておきました。
ブルーマン?も移動しています。間もなくです。
出店にも沢山の人手行列ができてました。
尾原ダムカレー。具沢山です。
サイレンも鳴って、いよいよです。人も沢山。
直下は人が沢山だったので、少し下流から見ることに。
ザーッと言う音と歓声が聞こえてきました。
ゲートはどんどん開いていきます。
水中放流方式なので、副ダムは超えません。
ゲートはまだまだ開いていきますが、貯水位より上になったので空が見えます。
ここならダム汁を浴びることができます。
帰りは階段。行列ができてます。
階段の最後の部分!前回は、仮設階段だったのに、立派な階段が完成してました。これで子どもやお年寄りも大丈夫ですね。
展示スペースにはダム式万歳の方法がパネルになってた。
放流は水中に流れる図。
放流のあとは勉強ということで、宮島咲さんの講演を聴いて、今回の点検放流を楽しみました。講演内容?それは当日現地に行った人だけのお楽しみです。毎年3月の第一日曜日に点検放流があるようなので皆さん予定を入れないように。毎年見に来る人が増えているイベントで、出店も多くなっているようなので来年も楽しみです。
2019年クレストゲート点検放流に行く!
2019年3月に尾原ダムを訪ねました。今年もこの季節がやってきた!
1月2月は寒い、積雪などでダムを訪ねることができず、この時期のこのイベントが今年のダム初めになりました。このイベントを訪ねるのは2年連続4回目です。
天端に来ました。イベント開始まえの準備中。ついにダムグッズが天端で販売されるほどのイベントになったようです。
今年もあるようです。
たくさんの企画もあります。クレストゲート!?見学会はこれまでなかったのでは?
クレストゲートを間近で見学できるようです。
さて、時間もあるのでぶらぶらと。この写真でお気づきの方も・・
本日のダム湖となります。
ステージもあります。
天端に人が増えてきましたね。本日の貯水位です。
まだ、閉まってますが、こちらから下流を望めます。
こちらが、クレストゲートへの入口です!国土交通省の職員が準備中。これは楽しみ。
貯水位維持用の開度計。日立造船と書いてあります。休止位置なので予備ゲートの様です。
洪水調節用の開度計。こちらも休止位置なので予備ゲートの様です。
メイン会場に戻ってきました。空に飛行機雲。そして、なんとダムグッズの販売所には待機列!!
メインイベントの前に、食事です。中国道の高速道路SAは利用客が少ないので、一部で朝食営業がなくなってしまったため、これが朝食です。まずはダムカレーその1です。ウィンナーが放流を表現しているようです。お茶付き。
今回のイベントでは、ダムカレーは2種類ありました。こちらはエビフライが放流を表現しているようです。ダムカレーを朝から2基おいしく頂きました。あの人2基食べてる!!って見られてました(笑)
賑わってます。テーブル席はほぼ埋まってました。
列ができているのはダムカレー列。ほかにまんじゅう、牡蠣(山の中なのに海の幸!!)、ミカンなどありました。
そして、クレストゲートの見学。こんな間近で見ることができました。
反対側には点検作業員の方が見学者の皆さんを眺めてます。そう、このイベントはゲートの点検でゲートを動かすのでそれに合わせて見学イベントしているのです。イベントのためにゲートを動作させるのではありません。
扉体に近づきたいが、今日はこの位置までの見学です。
あの梯子も降りてみたくないですか?
縦構図にしないと全部入らない。
トラニオンピン。
下を覗く。
下流方向。これまでと違うアングルになります。
例の穴。
戻ります。このような階段で上り下りします。
途中の踊り場はこの様になっていますので、高い場所が苦手な方は注意です。
人が小さいですね。
もう一段上に上がってきました。さらに高い!下流に人も集まってきたようです。
クレストゲート見学も人がいっぱい。
次回は、ここの中も見学したいです!是非この中も見学コースにしてください。
下に降りてきました。先ほどの場所はあそこです。
これなら、高さのイメージがわかりますか?
さあ!いよいよメインイベントの開始です。
ゲートが開いてきました。水がザァーっと・・・
ゲートが動作するときも間近で見学できたようです。
ザァーと水が流れてきません。そう、今年は貯水位が低く、ゲートを開けても水が出てきません。クレストゲート点検空放流なのです。皆さん、想像して写真を撮っているようです。
さて、天端に戻ってきました。これ、手洗いに使うための水ではありません。何に使うのか?
ゲートの水密ゴムが乾燥しているので、動かす前に湿らせる作業をしていました。乾燥したまま動かすと裂けることがあるのでしょうか。
管理所に移動します。途中、ダム式万歳の説明書があったり。
管理所で、今年も、宮島咲さんの講演会です。
開演時間に余裕を持って会場入り。一番前の席で聴講。講演内容は現地に行った人だけのお楽しみですが、今回も満席になってました。
管理所内にあった、この壁掛けぜひ売ってほしい。きっと特注品。
井上よしひささんのダムマンガによるダムの説明も展示してありました。
2019年のクレストゲート点検放流は、水位の低下により空放流となりましたが、これはこれでレアな放流で楽しめました。空放流でもこれだけの人が集まってくるのですからこのイベントの認知度も上がってきたようです。来年も見に行きたいですね。(この記事を書いているのは2020年4月ですが、2020年3月7日のクレストゲート点検放流は、新型コロナ感染拡大防止のためイベントは中止(2020年2月27日発表)となりました。)