初バットレスダム。
初バットレスダム!!
2016年バットレスダムをついに訪ねる時が来ました。なぜか初バットレスが群馬県です!丸沼ダムに入口には看板とバス乗り場まであるのですぐに場所はわかるでしょう。駐車スペースもあります。
丸沼ダムの看板です。看板には、土木学会選奨土木遺産であること、発電ダムとしては国内初の重要文化財に指定されたことなどが紹介されています。
堤体までは徒歩になります。下の看板は、ダムカードの配布場所案内と堤体下部への行き方が書かれています。
このように鎖が設置されていますが、徒歩での進入はできます。
あと少しで、堤体を見ることができるところで、なんと「立入禁止!!!!」どうやらダムで作業中のようです。あと少しですが引き返しです。
道を戻って、先ほどの看板に紹介されていた堤体下部を目指します。この自然遊歩道をを歩きます。群馬の山の中というこで、熊鈴も準備してきたので覚悟して行きます。
距離は短いですが、急勾配と悪路で滑りやすい状況です。サンダルや革靴は避けた方が良いでしょう。音がするたびに熊か?とドキドキしながら歩きました。
そして、ついに見えたー!バットレスです。バットレスを見たーー。
丸沼ダムと言えばこの遊歩道にある渡し筏です。地元の方々が丸沼周辺の整備のために設置されたものです。「トムソーヤー号」という名前だそうです。
こちらが「トムソーヤー号」です。ロープを引いて動かします。早速、利用させてもらいました。
こちらが、下流側の「大尻沼」になります。静かな湖ですね。
それでは、早速出発です。バランスを崩さないように、ゆっくりとロープを引きます。
堤体の正面に来ました。柱に番号が見えます。柱は思ったより細いですね。さてこのレンズでは全体が入りません。が、湖の上でレンズを交換するのは危険です。落としたら湖に・・
天端を望む。作業をする人が見えました。これだけ人が居るのなら熊鈴必要なかったか・・・
左岸側です。上から下に伸びる棒が気になります。他の方のサイトの情報では、堤体を観測するためのプラムラインだそうです。
右岸側になります。下部にはバルブ室でしょうか、建屋があります。
最後に、一度岸に戻ってから再度出港!魚眼レンズで全体を撮影してみました。下流側もすぐ湖のバットレスダム。昭和の初めに、コンピュータもない時代、このような複雑な構造物を造って、今でも現役で活躍している。当時の設計者や施工者の苦労が今でも感じられます。天端のほうに行けなかったのが残念だけど、また訪ねたいダムです。ダムカードは離れた場所にある観光協会でもらうことができますので、ダムに来た証拠写真を撮ってから訪ねましょう。