南畑ダム上流で建設中のダム
2015年3月に訪ねました。五ヶ山ダムは南畑ダムの上流にある建設中のダムです。下流から工事中の堤体を望みます。
上流側からカメラを持ち上げて。この急勾配な坂を通って重機が移動するのでしょうか。
工事現場の側にJV工事事務所があります。
JV事務所の方に許可を得てから事務所裏で見学させて頂きました。この日は工事中で現場では作業が進んでいます。完成すれば堤高102mとのことですので、このとき半分を過ぎたくらいの高さでしょうか。
左岸側には水位の表示看板がありました。法面の一番上の看板がサーチャージ水位のようです。
見学しているとどこからか音楽が聞こえてきました。どうやらクレーンが動くときは安全のために音楽がながれるようです。完成までにまた訪ねたいと思います。
2016年4月に建設中の五ヶ山ダムを訪ねました。訪ねた時は、建設中ダムカードをJV事務所で配布開始との表示が。JV事務所の二階に行ってカードをもらいました。
JV事務所の裏から堤体を望みます。前回訪ねた時から1年経ちましたが、本体コンクリートの打設は天端まで終わっているようです。
下流側の工事も進んでいるようです。完成したら下から見上げて見たいですね。
クレーンはまだ残っていましたが、前回訪ねた時にあった、コンクリートの製造設備は撤去されたようです。
こちらが建設を行っているJVの事務所です。こちらも完成時には撤去されてしまいます。
ダム管理所の建設も進んでました。左岸上流側に建設中。
新聞で、樹木移設工事ができたとの記事を見たので、ダム上流の現場に行ってみました。ダム湖に沈む位置にあった、天然記念物「小川内の杉」を沈まない位置に移設する工事です。
移設は終わったと思っていたら、この日はちょうど移動してきた杉をリフトダウンさせる作業の真っ最中だとか。見ていても僅かにしか降下していかないのでわかりませんでしたが、慎重に作業を進めていました。
そしてこちらが移設作業で使用した作業構台とレールです。県道を通行止めにして、ゆっくりと移動してきたそうです。この設備も移設作業が完了してダムが完成するときには撤去されて見ることができなくなるものです。移設された杉が無事根付くことを願います。
秋風ウォーキング
2016年11月に湛水開始前のダムを散策するウォーキングイベントが開催されたので参加しました。「五ヶ山ダム秋風ウォーキング」です。駐車場も満車の大盛況でした。
堤体のほうは本体コンクリートの打設は完了していて、その全体が見えました。
管理所横にあるインクラインも長いですね。
この日はダム湖底内にも入れるバスも運行していたのですが、行列待ちだけで2時間以上とかの状態でした。
堤体右岸から左岸を望みます。
沢山の人が堤体を目指しています。
下流側です。両岸は堤体がカーブしているようです。
天候にも恵まれて、沢山のいろいろな世代の人が歩いています。
バスに乗れば湖底を見ることができますが、時間がないので乗れませんでした。
上流側を望みます。水が貯まると見えなくなる部分です。
中央から上流を望みます。湖底に行きたかったです。
下流側はまだ工事中でした。
下流を望みます。遠くに南畑ダムの湖が見えます。
中央から下流を望みます。完成時には下流に立ち入ることができるのか気になります。
常用洪水吐きを望みます。ここに湛水用ゲートが設置されると思われる。
選択取水設備の巻上機と思われます。今後建屋ができるとこの姿は見ることができないと思われる。
インクライン。長いです。このインクラインが一番下まで利用できるような事態にならないことを祈ります。
量水標。水が貯まると下部の目盛りはもう見ることはない。
工事中のダム軸表示。完成すると撤去されてしまうので記念に。
天端を沢山の人が歩いている様子。スタッフの人もこれだけ多くの人が来ると予想してなかったらしく、スタンプラリーの台紙はすでになくなっていた。
管理所に来ました。礎石です。
転流の際に使用したと思われるもの。
操作室です。ゲートレスダムなのでシンプルですね。
管理所全景。
サーチャージ水位の表示。ここまで貯まるのに2年ほどかかるらしい。
ダムカレーのPR看板発見。少し離れた場所で販売していました。そちらも満員で、またの機会に。
今しか見ることができない全体をどうぞ。
少し上流からもう一枚。
上流まで歩いてきました。こちらは原石山です。
左岸上流を望みます。これらも今しか見ることができない。
場所は変わって、天然記念物「小川内の杉」を見に来ました。杉を支えるための囲みはまだ設置中。
運んできたレールは撤去されてた。
看板も設置されていました。次回は試験湛水の状況を見に行きたいです。
2019年4月に訪ねる。
2019年4月に訪ねました。試験湛水が続く五ヶ山ダムです。夕方に訪ねたので影が大きくなっています。工事も終わって下流からアクセスできるようになりました。
直下の橋にもダムの名前とダムの目的となる記号が表示されています。「U」は馴染みがありませんね。
ちゃんと説明の看板もあります。「異常渇水時の緊急補給」という目的のようです。UnusualDroughtの頭文字です。
直下の橋から堤体を望む。
今だけ見ることが出来る、試験湛水のためのゲートです。
右岸側。
左岸側。西日が眩しい。
副ダム。
下流方向。
直下への入口。下流には公園が整備されており、駐車場があるのでそこに車を駐めて堤体まで歩くことができます。
天端に来ました。堤体の色が変化しているところまで水位が上昇したようですが、渇水補給したため水位が低下したようです。
夕方になると堤体が影になります。
天端は車両進入禁止です。この車止めは、車椅子用と自転車用です。
こちらが自転車用。
路面にもいろいろ写真が掲載されています。今日は時間がないので次回全部見てみたいと思います。
看板も設置。高さは福岡ポートタワーと比較されてます。容量は渇水対策容量が一番大きくなっています。
ダムカードの申請用紙は、この箱の中にあります。
竣工の碑。西日で眩しく文字が輝いています。
この日は人が多い雰囲気がありましたが、こちらの「GOKAYAMACROSSBASE」のオープン日でした。知らずに来たのでびっくり。モンベル福岡五ヶ山店が開店してた。付近の拠点となるようです。次回はゆっくりとこちらの施設も見たいです。
上流の小川内の杉を見に来ました。周辺の整備も終わってますが、固定用の枠はまだ設置されています。
説明看板。
水没した地区についても解説されています。また訪ねます。