鉄道で行けるダム
2019年6月に訪ねました。埼玉県にある東京都が管理する山口ダムです。このダムには鉄道で行くことができます。
ライオンズの本拠地の西武ドーム球場、遊園地がすぐ側です。MISATOコンサートに来たかったなぁ。
少し歩いて、ダムの右岸側に到着。看板は山口貯水池となっています。ここではダム便覧さんのダム名となっている山口ダムで整理します。
堤体は開放されていますが、自転車などは入れないようです。
所沢市となるようです。
東京都水道局さんのダムとなるので水源地を大切にの看板。
やっと堤体を見ることが出来ました。アースダムとなります。表面は保護されているようです。
石碑。昭和2年から昭和9年にかけて築造された水道専用のアースフィルダムと書かれている。平成10年から平成14年にかけて世界にも例のない堤体の耐震強化工事を行い、生まれ変わったと刻まれています。
「五風十雨の味わい」は当時の東京都知事である石原慎太郎の書とのこと。意味は、5日に一度風が吹き、十日に一度雨が降るの意~と石碑に刻まれています。
下流側。
天端は広い。
右岸側には取水設備がある。
取水塔も歴史を感じます。
貯水池。今日は水はたっぷりとある。
見えているのだ第一取水塔で、その向こうに第二取水塔があるらしい。
堤体の中央付近まで来ました。第二取水塔が少しだけ見えます。
直下にはグランドがあります。すぐそこには市街地が広がっています。都会だな。
埋もれていた高欄が出現したとの看板。一部は保存されているらしい。
天端を左岸側から右岸を望む。
左岸側に到達。
解説の看板がたくさんあるので読んでいるだけで時間がかかりますので注意。
ここの貯水池は都民の水道使用量の4日分を貯めておくことができるらしい。
立入は禁止です。
左岸から望む。
堤体強化工事完成記念碑は左岸にありました。
堤体を望む。
これだけの水があっても、都民の4日分しかない。
戻りは、天端ではなく下流側を歩きます。
綺麗に草刈りされてますね。
中央付近。
堤体を観測するための杭があるようです。
下流方向。
通路沿いにはツツジがあります。
右岸から左岸。
堤体に異常なし!とわかるように草刈りされています。
右岸の四阿付近。
土木学会から賞をもらった記念碑。
こちらが保存されている高欄と親柱となります。右岸にあります。
親柱。
ここにも解説の看板があります。
堤体補強の概要が説明されています。貯水量はすぐ近くにドームがありますが、東京ドーム16個分と表示になっています。
高欄も保存されている。
山口貯水池となっていますが、ダム湖の名前は狭山湖。ダム湖百選にも選ばれています。上空には近くの航空基地に着陸する飛行機がよく見えました。以上、鉄道で訪ねることができるダムでした。