宇部地域の工業用水や上水道の水がめである。クレストゲートが８門装備されたダム。国道２号からも見える位置にある。この写真は管理所側の駐車場から撮影したもの。堤体コンクリートの色がその歴史を語りそうだ。放流中の姿も写真に撮りたいダムである。

これは、ダムの真下にある水槽で、ここから工業用水などに送水しているようだ。

案内看板。ダムは川の下流部に位置しており、集水面積は広い。324km2ほど。瀬戸内海に注ぐ厚東川であるが、この地図の上は日本海である。昭和15年に着工したとある。歴史のあるダムだ。看板にある放流中のような写真を撮りたいな。空を飛ぶワケじゃありませんが。

天端は、クレストゲートの小屋近くまでは立ち入りでき、下流側をみると先ほどの水槽と発電所が見える。下流へバルブから放流中。

貯水池側から。クレストゲート８門がダムの水を止めている姿がよくわかる。

2011年、天端は立ち入り禁止になってた。

下流側からダムを見るには、発電所への道路（未舗装）を進む。発電所は立ち入り禁止なのでココまで。

脚立がないと、ダムは撮影できない。某マニア本にあるように、脚立は必須のようだ。

放流中の写真。真ん中の二つのゲートから放流中。

2014年5月の放流を見に来た。今日は１門からの放流のようだ。よく放流しているダムなので山口県で放流を見たいなら厚東川ダムがおすすめ。国道２号からも見えます。

クレストゲート。山口県内には８門のクレストゲートが並ぶダムはない。

下流側から。発電所は宇部興産の発電所。これより先には立ち入りできない。

2014年7月の放流。この日は８門すべてから放流していた。

2015年7月の放流。この日は３門から放流してた。１門、２門、３門、８門の放流をみたので、残りは４門、５門、６門、７門です。すべて見ることができるか！？

森と湖に親しむ旬間のダム見学。2015年7月に訪問。この日は放流していません。

森と湖に親しむ旬間にはダム施設を見学することができます。

通常は自由に見学できないあのゲート室に入ることができる！ダムの職員の方の説明を聞きながら、ゲート室の窓から下流を望みます。

これがゲートを巻き上げる装置です。８門分のゲートを巻き上げる装置が並ぶ姿がすごい、。ぜひ、ダム見学会にてお楽しみください。（森と湖に親しむ旬間のダム見学会くらいしか見ることができないかな・・・）あと、ダムカードも2015年7月から配布を開始したのでドライブの途中でダム見学してから手に入れてくださいね。

2016年1月の冬上流側から。８門のラジアルゲート。1月頃は雨が少ないので、ゲートの半分くらいまで見えました。

ダムの少し上流には、「厚東川ダム水神社」があります。

厚東川ダムに晴れた日の午後訪れると、堤体の半分が影になってしまうので注意が必要です。午後からは徐々に全体が山影に入ってしまいます。

2016年７月までの放流４月の８門の放流。

すぐ下流の状況。

５月の５門放流。手前のゲートだけ放流量が多いのかな。

すぐ下流の状況。手前の奥側で違いますね。

６月の４門放流。

下流側の状況も一緒に。

６月の８門放流。放流が多いのか、いままでの白い泡のような放流ではなかった。

７月の８門放流。この日も放流量は多いようです。

クレストゲートをズームで。

ダム湖右岸側の上流に行く県道は、通行止めになっていました。（2016年7月撮影）

放流中の上流側。よく見ると微妙にゲートの高さが違う。今年は、４門、５門の放流を見ることができたので、あとは６門、７門の放流で全部見たことになります。

2016年7月の森と湖に親しむ旬間ダム見学会に来ました。

今日は放流していません。

見学会だから見ることができる操作室の操作盤。ゲート８門を開閉するボタンや開度表示が並びます。

施工間組の銘板。

今回も撮影。ずらーっと並ぶゲートの巻上機。今回も奥の照明を付けてもらえなかった。

管理所と森湖の旗。普段は見ることができない場所を見学できるのはこの見学会の楽しみですね。

---

2017年9月に訪ねました。

2017年9月の厚東川ダム。今日は１門で放流中。

下流も変化無し。

いつか、６門、７門放流を見て、厚東川ダム放流コンプリートしたい。厚東川ダム、また訪ねます。

---

2018年10月に訪ねる。

2018年10月に訪ねました。今日は放流してません。10月の9時頃だと堤体が陰になってないですね。

堤体に歴史を感じます。

直下にある宇部興産の発電所。下に見える水槽から工業用水を送ってるそうだ。